アロマセラピー(アロマトリートメント)
というとアロマ(精油)を使ったすべてのリラクゼーションを含みます。
匂いを嗅いだり、お風呂に入れるだけでアロマセラピーとなります。
ここではキャリアオイルと精油を使ったアロマトリートメントについて書きます。
キャリアオイルという精油(アロマ)を薄めるオイルにその場でいっしょに選びカスタマイズブレンドした香りを溶け込ませボディに浸透させていき、トリートメント(施術)を行います。
トリートメントというと髪のトリートメントにみたいに塗るだけ、とはじめて聞く方には思われがちですがそういうわけではありません。
法規上マッサージという言葉をつかえないのでトリートメント(処置)という言葉を使ています。
部位によって手技を変えたり、緩急つけて行います。
また、お客様のご希望に沿っても強弱をつけられます。
基本的に痛いことはしません。(施術者も痛いのはいやなので)
ですが、すこーしがまんして取れていくときは少しずつリリースできるように時間をかけてやっていく場合もあります。
キャリアオイルというのはまさにキャリア、精油を肌深くに運ぶためのものです。
肌をしっとりとさせ、うるおいを与え、トリートメントの肌への負荷を減らし、なめらかに施術するためのものです。
リサナーレではホホバオイルを100%使っております。
どんな肌質にでも一番よいとされるため少々高価ではありますがこれをこだわりのひとつとして継続しております。
お客様からは終わったあともさらっとしていてまったくべたべたしない、といわれます。
精油というのはあの小さな小瓶に入っているアロマです。
エッセンシャルオイルとも言われます。
植物のいろいろな部位からいろいろな方法で抽出された成分です。
香りも多様で一つのものに数百種類の化学物質が含まれているといわれています。
とてもよい香りもあるし、そうでないものもあります。
しかしよいのかどうかというのは個人の主観によるものです。
同じ人でも気分や、季節、体調、などで変化があるのは当然です。
ですから、毎回同じお客様でもカスタマイズブレンドはそのときのカウンセリング内容に合わせて一緒に行います。
そのときのあなたにぴったり合っている!と思えるブレンドをいたします。
経験を積んで少しずつそのあたりは自信がついてきた気がします。
精油には薬効的効果も期待される成分があり、それらが肉体的、精神的、に功を奏すると考えられています。
それはまゆつばで、気分の問題ではないのか?といわれるかもしれませんが、化学成分からしてもそういうものは入っているという勉強はします。
日本では法律上薬効があるというようなことは言えませんが、ヨーロッパでは医療の場でアロマ科やERもあるそうです。薬局で売っているところもあれば、薬学的なレシピ本も扱っているところもあります。
そこまでできるには製法や原料に責任をもっていられるからです。
日本では規定する厳格な法律がないので各団体である程度の規定を作って維持していますがまだまだあやしいものはあります。
そういうのもあるので、リサナーレでは安心でき、信頼できる精油を使用しております。
肌につけるものは考え方によっては食べるものより気を使う必要があります。
食べ物は代謝されたり、フィルターがかけられたりして排泄されますが、皮膚だとそのまま血流に乗ると全身の臓器、脳にそのまま周ります。
知人がラベンダーを皮膚につけたときに10分後には尿にラべンダーの香りがした、と聞きました。
より安全で安心なものを体調に合わせて無駄なく無理なく使いたいと考えています。