どうにもならない症状でついに今ここにいるわけがあります。

最後まで仕事のためと思いつつ都会で粘ってきましたがリソース尽きてここに来ました。

 

神様は(私は無宗教ですがなにか偉大な力)私を元にもどすときっとまた無茶をするので戻してくれないのです。と理解するしかありませんし、自分でも予測できます。

 

そしていやというほど、体がどうにもならなくなった弱者を体感させられました。こうなっているときは気も強くなれません。

これは人のこころや体を癒す職業人にとって理解できることでなければいけないと思っています。

 

人をいやす人は自分が健康でなければできない、といわれます。

これも正解ですが、健康すぎるのもどうでしょうか。

自信たっぷりのセラピストの写真やサイトで元気づけられる人が多い一方、めげてしまう人もいると思います。

 

極端な例でいうと体育会系の監督が選手を叱咤激励する姿、あれは健康な人しか理解できていない姿です。弱いもの、体力のない者を理解はできないと思います。彼らにとってそういう人たちは脱落者なのです。

脱落者を切る社会、というのは多いです。悲しいかな多すぎます。

強いものがそれらを理解できないからです。

 

私は自分の病気でそれをいやというほど思い知りました。

弱者の気持ちを理解するにはあまりにもきつい修行でしたが、

きっと必要なことだったのでしょう。

私はかつて強者の立場にあったような気がします。

 

 

そしてこの地にいて今を過ごすことになったのだと思います。

何もないと言えばないのですが、あるといえばすばらしいものがあり、

私は満ち足りていてまさに満足で幸せです。

日々の山や空、畑、森の景色を見て秒単位で感動できる自分をありがたいと思います。

 

 

都会には何でもあります。ほしい情報も勉強することも芸術もあります。

そこに居る人は満足してこれが地球の最高峰だと思っている人もいるでしょう。しかし、立派で美しい建物は人間の作り物です。

なんでもあるということは、よくないものまでもなんでもあるわけです。

体を病み、心を病み、ストレスで怒りや恐怖をかかえているのです。

競争、お金、欲望、プライド、比較、、、非常に混沌としています。

 

そして、田舎や山には何もなくてつまらないと思っていたりします。

たまにいくにはいいけど、ずっといるところじゃないって。

都会の友人が言いました。

隠遁生活してるの?

意外となんでもあるのね。

 

ちょっと見下されちゃった感あり。^^

いえいえ隠遁なんてしていません。謳歌してます。

そうです、なんでもあるんです。都会よりずっとヘルシーで新鮮な食べ物も。

そして買いたくても買いにくいきれいな空気と水も。

 

 

星新一の”冬の蝶”やミヒャエルエンデの”モモ”を読んでいる人なら周知のことですが、社会につかれた方はぜひ読んでください。まさに大人の絵本です。

 

私は読書家ではありませんがこの作家たちに共通の感覚を覚えたので調べてみました。

やはりアカシックレコードを使っていたようです。

教育論者のルドルフシュタイナーもしかりです。

難しいことは書けませんが感覚的にそういうことです。

 

何のこっちゃ、、と思う方はすっとばしてくださいね。

興味のある方は掘り下げてみてください。

 

話しがそれましたが、続けます。

 

ここにきておどろいたことがあります。

グラウンディングがとてもしやすいのです。

都会ではどうも地下が汚いらしく拒否反応があったのかわかりませんでしたがうまくできませんでした。

ましてや景色のよいビルで瞑想なんて考えられません。

あんなに地に足のつかないものはありません。

ということで苦手だったのは自分のせいだと思っていたのです。

 

ところがここにきてみると、、、、いいんです。

しかもここは北信五岳のど真ん中!

すっごい山パワーが集中してます。

 

しかも、セッションのときにこれらの力がサポートにきてくれることがあるんです。

時には野尻湖さんまで、、。

おどろきました。何も期待していなかったので。

あとで分かったのですがクライアント様が野尻湖付近の出身とのこと。

最適なヘルプがオートマティックに来ました。

このごろは東京でやっていても山のサポートを感じることがあります。

 

そうなるとどうなるのかというと、私のセッションが楽に効率的になるのです。

やるときは、意図的に”来い、来い”なんて思いません。

気が付くと力を添えてもらっている感じです。

 

グラウンディングはボディを持つ人間ならしっかりできないと病気になったり生活がうまくいかなくなると言われています。

母なる大地といわれるだけに女性は比較的できているそうです。

私はそれができていなくていけないんだなぁとコンプレックスもありましたが、そんな方も心配ご無用です。

山においでください。

 

ちなみにセンタリングなどほかについてはできているといわれています。

多分平均以上に。

そんな方はどこか飛んでいってしまわないようにすることも注意です。

やはり地に足をつけなけれな人間としていくには無理が出ます。

 

ということでここにいるわけ、、は

グラウンディングがしやすいこと、でした。

 

もちろん、景色や空気、水、食べ物、人も大好きです。^^